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【Excel小技①】まだ間に合う?保存を忘れた場合のファイル復元方法を紹介

はじめに

皆さんはExcelでの作業中に「ファイルを保存せずに閉じてしまった…」なんて経験ありませんか?「Excelは応答していません」という表示に嫌な思い出がある方もいると思います。

人的なミス以外にも東北は災害の多い地域ということもあり、急な停電が原因で起きることも想定されます。本日は、Excelで保存をせずに閉じてしまったファイルを復元する方法について紹介します。

自動回復用データの設定を確認

Excelには、もともと自動回復用データというものを作成してくれる機能が付いています。
この機能がONになっていると、万が一の事態でもファイルの復元が可能です。
下記の方法で自動回復用データが有効になっているかを確認しましょう。

①「ファイル」をクリック

②「オプション」をクリック

③設定画面から「保存」をクリック
④赤線で囲まれている下記2つの項目にチェックが入っているかを確認

・次の間隔で自動保存用のデータを保存する
・保存しないで終了する場合、最後に自動保存されたバージョンを残す

なお、自動保存を行う間隔も設定可能です。5分~10分位にしておくと安心でしょう。

上記の設定を行っておくことで、指定した時間ごとにデータを自動保存してくれるようになります。

自動保存されているファイルの復元方法

自動保存されたファイルには

・一度も保存していなかったファイル
・過去に保存したことがあるファイル


の2種類があり、それぞれの復元方法は若干異なります。
下記でそれぞれの方法を解説します。

一度も保存していなかったファイル

①「ファイル」をクリック

②「情報」をクリック
③「ブックの管理」をクリック
④「保存されていないブックの回復」をクリック

⑤目的のファイルを選択し「開く」をクリック

復元完了!!

過去に保存したことがあるファイル

①「ファイル」をクリック

②「情報をクリック」
③「ブックの管理」に表示されているファイルから目的のファイルを選択しクリック

④「元に戻す」をクリック

⑤「OK」をクリック

復元完了!

おわりに

本日は、もしもの時に便利なExcelの自動回復用データの設定復元方法について紹介しました。いざというときに便利な機能ではありますが、一番安心できる方法はファイルを編集したら定期的に上書き保存しておくことです。

今回紹介した設定とこまめな上書き保存で、Excelのトラブルを最小限にとどめていきましょう!

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