はじめに
皆さんは自社のオフィスにどれほどのIT機器があるか把握しているでしょうか?日本全体でデジタル化が進められていることもあり、さまざまな機器を導入している方も多いと思います。
意外と見落としがちなのが機器管理の問題です。
「急にパソコンが動かなくなった」「Wi-Fiの調子が悪く作業が進まない」など、IT機器のトラブルは事業への大きなダメージにつながります。機器が増えれば増えるだけトラブルが起きる危険性は高くなるため、日々の管理が重要になります。
そこで、本日は社内のIT機器を一元管理し、定期レポートによりトラブルを事前に予防する
アイコンカルテを紹介します。
アイコンカルテ
アイコンカルテとは社内のIT機器の見える化とIT機器の健康診断ができるソフトウェアです。以下でそれぞれの機能を解説します。
社内のIT機器の見える化
●IT機器の一元管理
アイコンカルテをインストールしたパソコンと同じ社内ネットワークに接続されている
すべてのIT機器(パソコン・ルーター・UTM・IP電話など)の情報が自動的に収集され、リスト化が行われます。
一目見るだけで、社内のネットワーク環境・IT機器を把握できるため、
「古いパソコンを入れ替えたいけど、どこに何台あるか把握できていない」「ソフトのバージョンアップ時期が分からない」などの問題解決につながります。
※アイコンカルテはネットワーク機器の稼働状態を確認するために必要な情報以外には干渉しません。パソコンに入っているソフトの中身(データ・データベース・文書ファイル・制作物など)には触れませんので、安心してご利用いただけます。
●オフィス環境図による見える化
iPadの専用アプリを使い、実際の社内に沿った配置図を簡単に作成できます。
配置図には機器のアイコン・機器名・IPアドレスが表示可能なため、よりわかりやすくIT機器の現状把握ができます。
IT機器の健康診断
IT機器の稼働情報などを日々、自動で収集・分析してレポートを作成します。
収集した最新のデータに基づきレポートが発行されるので、常に新鮮な機器状態を確認できます。
●総合診断レポート
社内のネットワーク環境を総合的に判断してレポート化します。
PC稼働効率・セキュリティ対策・機器障害リスクの3項目から機器の健康状態を総合判断し、改善ポイントが表示されます。
●PC個別診断詳細レポート
アイコンカルテをインストールしたパソコンの健康状態をレポート化します。
ディスクのS.M.A.R.T情報やセキュリティソフトの設定・更新状況、パソコンの稼働時間などから判断し、各項目の状態を3段階で表示されます。
※S.M.A.R.T情報=HDDやSSDが持つ自己診断システム。2008年以降に製造されたほとんどのモデルに備わっています。
●セキュリティ診断レポート
UTMによるセキュリティ稼働状況をレポート化します。
ウイルス検知数・迷惑メールブロック数・不正アクセス検知数・Webフィルタ遮断数が
それぞれレポート化され、しっかりとUTMが稼働しているかどうかを確認できます。
上記のようなレポートから「不要なソフトが入っていた」「メモリを非効率にする設定になっている」「セキュリティソフトのバージョンが古い」「IT機器が実は稼働していなかった」など、
トラブルにつながる要素がないかを調べることができます。
おわりに
本日は、社内のIT機器の見える化とIT機器の健康診断ができるアイコンカルテの紹介を行いました。
この記事をご覧になって、もしご興味をいただけましたら
弊社担当かお問い合わせフォームよりお気軽にお声がけください。
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