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ガンバレみちのく!!プロジェクト(GMP)

【閲覧注意】東日本大震災発生当時の写真を含みます

はじめに

私たちが掲げる社是には、社会価値創出を通して、関係するすべての方々に幸せを分配していきたいという思いが込められています。弊支店は、東北6県のお客様とお付き合いさせていただいており、皆さまが事業を行う東北地方の発展に寄与することは私たちの使命だと考えています。

東北地方が未曽有の被害を受けた東日本大震災弊支店では、震災直後から沿岸部を中心に被災地の復旧・復興支援を行ってきました。もちろん現在でも、その支援活動は継続して行っています。本記事では、弊支店が行ってきた支援活動の一部を、当時の様子を踏まえてご紹介します。

当時の様子

2011年3月11日14時46分、三陸沖を震源とする激しい揺れに襲われました。弊支店は仙台市の中心部に事務所を構えていましたが、壁に固定していたキャビネットやロッカーが倒れ、天井からは空調ダクトが飛び出し、壁や天井にはひびが入っていました。電気の復旧にも時間がかかり、営業再開には2週間を要しました。

営業を再開し、沿岸部のお客様のもとを訪ねると、おもわず目を覆いたくなるような惨状が広がっていました。何か少しでも役に立ちたいという思いが芽生えたのと同時に、何をしていいのか分からなかったというのが現実でした。

そのため、まずはお客様のもとを訪問し、掃除や片付けなど、できることのお手伝いから支援活動は始まりました。

GMPとは

東北地方の甚大な被害を目の当たりにし、なにか弊支店にしかできない支援はないかと、ガンバレみちのく‼プロジェクト(GMP)称した支援活動がスタートしました。

シャープマーケティングジャパン様、トライポッドワークス様など、取引先企業からの協力をいただきながら本プロジェクトは実現されました。

支援内容
本プロジェクトでは、震災により業務機能を失われた事業者様に1日でも早く復旧していただくため、下記の支援を行いました。

情報通信機器やセキュリティ機器の無償貸与・保守
(デジタル複合機・パソコン・ビジネスフォン・FAXなど)
定期訪問・遠隔サポートの無償提供
簡易HP作成・運用サポートの無償提供


支援範囲は、沿岸部では宮古市~南相馬市までに及び、支店社員一同、日夜、お客様のもとを回りました。その後、2012年には気仙沼出張所を開設(2019年閉鎖)。
社員のうち数名は、月曜日の朝に仙台から気仙沼に向かい、金曜日の夜に戻ってくるというような住み込みで、本プロジェクトに従事していました。

はじめは、弊支店のお客様へのお手伝いから始まった本プロジェクトでしたが、仙台商工会議所・石巻商工会議所・気仙沼商工会議所、各漁業協同組合などからの請願を受け、計1000社を超える事業者様に同様の支援を行いました。

これらの支援活動に対し、震災から10年の節目である昨年には、石巻商工会議所より感謝状をいただきました。

おわりに

内閣府によると、今後30年以内に3つの大型地震が来ると想定されています。
もし、東日本大震災と同規模の地震が起きたとき、一番重要なことはもちろん、自分の身の安全を守ることです。

一方で、事業経営のことを考えると、事業を止めずに継続すること止まった場合には早期復旧することBCP(事業継続計画)が重要です。BCPを事前に策定しておくことで、お客様や従業員の安全、取引先からの信用、従業員の雇用などを守ることにつながります。

皆さまの社内では、万が一のときの対策がなされているでしょうか?
備えあれば患いなし。震災から10年以上経過して復興が進んできた今だからこそ、自社の環境を見直す必要があるかもしれません。

弊支店では、今後とも被災地への支援活動を続けるとともに、お客様への支援を通じて、1社でも多くの事業継続に貢献していきます。

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