はじめに
皆さんは、「よく聞くけど、正直詳しくは知らないんだよな…」なんていう言葉がありませんか?実は、その言葉を理解しているだけで、日々の仕事・生活がいい方向に進むかもしれません。
ここでは、誰もが1度は聞いたことがあるであろう言葉の解説を行います。
本日はSDGsとその関連語句について、簡単にまとめていきます。
キーワード解説
●SDGs
「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の頭文字から取った略語で、国際社会が地球規模全体で取り組むべきとまとめられている17の大きな目標と、それらを達成するための169のターゲットのこと。
2015年9月の国連サミットで採択され、先進国を含む世界全体で2030年までの達成を目指しています。SDGsは、前身であるMDGsから大幅な見直しが行われ策定されました。(すべての国を対象にすること・ターゲットの増加など)
なお、17の目標は5つに分類されます。
5つのP
People…人間
Prosperity…繁栄
Planet…地球
Peace…平和
Partnership…パートナーシップ
▶SDGsアクションプラン
SDGsを推進するための具体的な施策を日本政府がとりまとめたもの。
SDGsアクションプラン2022ではSDGs達成のための下記、8つの優先課題を国内外に発信しています。なお、この優先課題は上で挙げた5つのPと関連付けられて説明されています。
8つの優先課題
●People (人間):感染症対策と未来の基盤づくり
(1)あらゆる人々が活躍する社会・ジェンダー平等の実現
(2)健康・長寿の達成
●Prosperity (繁栄):成長と分配の好循環
(3)成長市場の創出、地域活性化、科学技術イノベーション
●Planet (地球):地球の未来への貢献
(4)持続可能で強靱な国土と質の高いインフラの整備
(5)省・再生可能エネルギー、防災・気候変動対策、循環型社会
(6)生物多様性、森林、海洋等の環境の保全
●Peace (平和):普遍的価値の遵守
(7) 平和と安全・安心社会の実現
●Partnership (パートナーシップ):絆の力を呼び起こす
(8) SDGs 実施推進の体制と手段
▶COP
気候変動問題を解決する目的で交わされている「国連機構変動枠組み条約」に参加している197ヵ国で行われる会議のこと。
昨年11月に行われたCOP26では、気候変動対策の基準がこれまでの2.0℃から1.5℃へ変更という、より難易度の高い目標で合意されたこともあり、気候変動対策(SDGs目標13など)が今後さらに加速していくことが予想されています。
おわりに
本日はSDGsとその関連語句について解説を行いました。
今後、なにか取り上げてほしいキーワード等がございましたら、お気軽にどうぞ!
お待ちしております。
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